ブログ初心者は記事の書き方を学べ!

義務教育なんて受けたかどうか問われるレベルで『っえ?本当に中学校卒業した?』て聞かれるくらいのレベルですし、中学時代の先生には『やる気なさそうだから欠席扱いね』と学校通ったのに出勤として認められないし、小学校の時なんて虫を追っかけただけで終わった6年間ですし、幼稚園児の記憶なんて『ジャガイモ植えた』しか記憶にないし、リアルに保育園なんか脱走して中退したくらいの私です。 言ってしまえば『保育園中退』です。

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【早生まれ=待機児童】になりやすい!?周りの声は『おめでとう』から数ヶ月で『すみません』へ

我が子も無事、今流行りの待機児童の仲間入りとなりました。

 

 

産まれてすぐには役場に届けを出すときに『おめでとう』の声を頂いていたのが、今では保育の面で尋ねると『すみません』の声に変わりました。

 

人生が始まって間もないのに、この子は早くも『待った』の声を頂くことに

 

11月頃から保育所への入所の申込み受付が行われますが、どうしても子供が産まれていなければこの申込みを届けることは出来ません。

1月や、2月、3月と産まれてきた子供の場合それからの書類提出となるので遅くなります。

また、子供の首が座ってくるのも生後3,4ヶ月頃になるので既に年度開始の4月をとっくに過ぎている為、預けたいときには既に保育所には空きはありません。また、認証保育園や無認可保育園、一時保育でも早いもの勝ちとなる為、かなり不利です。

 

 

 

 

妻が働かないと金銭面的には生活も苦しい為、【共働き】という選択を取りたいのですが、【子供を預ける】ということをしないと、その選択肢を選ぶ事はできません。

 

しかし、保育所に【子供を預ける】には【働いている事】保育所に預ける事が有利になります。保育所(認可)に預けるには市町村の役場が世帯を点数制で選定し、特に父・母親の両方が働いていると加点となり有利になるからです。

 

っえ?どういうこと??

 

働いている=保育所に入りやすい

 

一般人の自分からすると、すごい矛盾に感じられます。

公務員や大企業(労働基準法を守っている企業)になると産休・育休があるため、職場に席を置いたまま育児が出来るため、職場には行かなくても【働いている】(仕事がある)ということになり保育所には少なからず入りやすくなります。

 

それ以外の母親は??

 

出産の為、お世話になった職場を退職してしまう母親も少なくないと思います。

そうなると『専業主婦』となる訳なのですが、不況の続く日本では共働きでないと生計が成り立たないのが現状です。

しかし、働こうと思っても子供を保育所に預けないと【仕事】ができません。

子供を連れたまま、おんぶに抱っこで仕事することも不可能ですし、保育所に子供を預ける事が決まっていなければ就職活動もできません。面接の時点で負けてしまいます。

(ちなみに我々家族は後者です)

 

ん?

となると、やはり保育所に預けるのが先?働くのが先?

 

ん?でも働けないぞ?子供を預けなきゃ。

 

ん?でも子供を預けられないぞ?働かなきゃ。

 

 

不況の波が子供にまで影響してくるとは。。。

 

 

ところで【国民の三大義務】って皆さん分かりますか?

義務なので絶対にやらないといけない事です。

 

・『教育の義務』

・『勤労の義務』

・『納税の義務

の3つです。

納税については生きてる上では色んな場面で納めている為、皆さんはほぼ強制的に義務は果たしていると思います。

しかし、待機児童となってしまっては親は『勤労の義務』は果たすことができません。保育所での教育も受けられない為、『教育の義務』も怪しい所です。

 

どうしちゃったんだろうね日本。母親は納税することしか出来ません

 

待機児童の原因は、保育士の人数不足が原因らしいのですが、児童福祉法第45条の第5章の中に人数比についてこうあります。

第三十三条 
保育所には、保育士(特区法第十二条の四第五項に規定する事業実施区域内にある保育所にあつては、保育士又は当該事業実施区域に係る国家戦略特別区域限定保育士。次項において同じ。)、嘱託医及び調理員を置かなければならない。ただし、調理業務の全部を委託する施設にあつては、調理員を置かないことができる。
 保育士の数は、乳児おおむね三人につき一人以上、満一歳以上満三歳に満たない幼児おおむね六人につき一人以上、満三歳以上満四歳に満たない幼児おおむね二十人につき一人以上、満四歳以上の幼児おおむね三十人につき一人以上とする。ただし、保育所一につき二人を下ることはできない。
 

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0歳児に関しては児童3人に対して職員の数が1人以上とものすごく人数が必要になります。

 

小学校からは義務教育で子供は学校に行く(預ける)のにどうしてそれより小さい子供は預ける事ができないんでしょうね?

不思議なのがこの問題です。

 

小学校にも人数比は定められていなくてもある程度はこの問題が存在すると思います。

とある小学校ではこんな事がありました。

とある地域の小学校に年々児童が増えてしまい、児童が溢れんばかりに増えてしまい地域では有名なマンモス学校になってしまいました。

そこで、市の取った策は近くに第二小学校を建設することでした。教員も当然増やして。

小学生にもなると流石に待機児童にはならず、行政が対策をとってくれます。

 

義務教育の期間であるからこのような対策を行政が取るのは当たり前なのですが、小学生より幼い子供は義務教育の期間ではないため、革命的な対策はあまり取られていないのが現状ではないでしょうか。

もし、保育所の職員も義務教育の職員同様に公務員と同じようにしてしまえば、児童の人数比に対して職員が足りなくても非常勤などで、意地でも国・県、市町村側が人を探したり、対策を取ったりするのではないでしょうか。働く側の給与面の金銭的な意味も含めて。

 

2,536人

 

この人数は2016年4月の沖縄県の待機児童の数です。国内の都道府県では沖縄県が2位となっています。(1位は東京都)

隠れ待機児童も含めると3倍近い人数になるらしいですが…

 

でもこの人数って、その子供達の母親分の人数が潜在的に働けるって事ですよね。

仮に母親1人に対して児童1人だとすると2,536人は働くことができる人材がいます。

 

しかし、1人の母親で待機児童を2人、もしくは3人抱える世帯もあるでしょう。

 

仮に母親1人に対して待機児童を2人抱えていたとしても、2,536÷2=1,268

少なくとも1,268人の働くことのできる人材がいるはずなんです。

この人材が数百人保育所で働くことができれば皆預ける事が可能です。

 

2,536人の待機児童が仮に全員0歳の児童だったとすれば、

2,536÷3=845.3

最低でも846人が保育士として働くことができれば、原理的には待機児童はなくなります。

 

 

施設的な面の問題もあると思いますが、政治家の皆さんこの深刻な問題どうにか早く解決できないですか?

確か、『新・三本の矢』「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援「安心につながる社会保障でしたよね。

そして実現を目的とする一億総活躍社会】

 

子供が産まれる事がこのままでは【幸せ】な事ではなく【迷惑】な扱いを色んな面で受けてしまいます。

 

子供に罪は無いのに。