安心安全『フェイルセーフ』というシステム
久しぶりにメインブログであるダイビングの記事を更新しました。
フェイルセーフについての記事です。
フェイルセーフって知っていました?
もし故障したり誤作動が起きた時には、安全なように作動する事故を防ぐシステムが色んな所には設定されています。
例えば、飛行機ではエンジンが停止した時にはすぐ墜落するのではなく、ある程度は滑空して無事に着陸出来るように作ったり、踏切の遮断機では停電した時に遮断幹が上がったままの状態にならないように重力で下がるようにしてならないようにして立入を防止したり、信号機では停電した時に赤色点滅や黄色点滅になるように設定するなどこのように【故障や誤動作等があった時に安全なように壊れる】というシステムを設定している。
これは装置やシステム等が『必ず故障する事がある』というのを前提に作られた信頼性のある設計をしている。
これを【フェイルセーフ】という。
らしいです。
過去には…
記事を読んでもらうと分かるかと思うのですが、ダイビングにもフェイルセーフが器材についているのですが、とある海外のメーカーのレギュレーターにフェイルセーフが備わっていない物がありました。(メインの記事には書いていない話です)
一般的なレギュレーターはデマンドレバーとポペットと呼ばれる部分が閉じたり開いたりする事で空気が出たり、止まったりする構造になっている。これを利用して吸った時にだけ空気が供給されるように作られている。そして、レギュレーターについているパージボタンを押すと吸わなくても空気が出るように作られている。
しかし、この海外のとあるダイビングメーカーのデマンドレバーに欠陥があり、パージボタンを何回か連打するとデマンドレバーが外れてしまう作りになっていた。
というか普通に呼吸をしていると確立の問題でデマンドレバーが外れて、空気が吸えなくなってしまうのである。
(昔の話なので、今ではこのメーカーの製品はフェイルセーフを取り入れている)
値段的にも安いメーカーで試しに使っていたら、発覚したのですが、
ダイビング器材を購入するときにはこのフェイルセーフが売り文句の製品を買うことを強くオススメします。