被害続出年間100件超!生の刺身で食中毒! サバに多い寄生虫!?『アニサキス』の正しい対策方法!
魚の内蔵に多い寄生虫といわれる『アニサキス』 という寄生虫付きの食品を食べてしまうと、 人間の腸や胃にアニサキスが突き刺さってしまい、 ひどい腹痛や嘔吐といった症状が現れるという。
魚の中でもサバ・サケ・イワシ・アジ・マグロ・ホッケ等から『 アニサキス』の寄生が確認されており、 中でも1番人間への被害報告が多いのが【サバ】となっている。
この『アニサキス』は魚の内蔵に多いが、 魚の身の部分にも着いている事がある為、 生の刺身で食べる時には目視で発見しなければならない。
アニサキスは寄生宿である魚介類が衰弱すると内臓部から身の部分 へ移動、侵入する。
『アニサキス』は水温が6度℃ 以下だと渦巻き状になりあまり活動しないので、温度4℃ 以下で保存すると魚の内蔵から身の部分に移るリスクを軽減できる という。
また、寄生先は主に内臓部なので、 魚の内臓を生で食べるのは厳禁である。
芸能人もこの『アニサキス』の被害にあった方がいる。
被害にあった芸能人
等といった方々が被害に。仕事にも影響を与えている。
昔よりも魚介類が冷凍より生での提供が増えている為、この『 アニサキス』による被害が増えているという。
対策
※加熱する
60℃では1分、70℃以上で瞬時に死滅します。
※冷凍する
-20℃で24時間以上冷凍すると感染性が失われます。
※生の場合は目視で取り除く
間違った対策
酢、わさび、醤油、塩漬けといった方法( 程度では寄生虫は死なない)
物理攻撃に弱いので良く噛んで食べる。( どれぐらい噛んで寄生虫が活動停止するという科学的な根拠がない )
これからの季節気温も上昇してくる為、 生の食品による食中毒の被害が増えてくる傾向にある為、 注意が必要だ。